幹細胞培養治療について
Q 健康保険は適用されますか?
A
当治療は自由診療です。保険適用外となります。
Q 幹細胞治療の詳しい説明を聞いてから受けるか決めたいです。
A
もちろん、事前に詳しく説明いたします。当クリニックでは幹細胞治療を受ける際に、医師による説明を徹底し、患者様がよく理解して納得していただいたうえで治療をご提供。カウンセリングにおいて、インフォームド・コンセントを大切にしております。 【インフォームド・コンセント】 医師が治療の内容、費用などについて、十分な説明を行います。患者様がその内容をよく理解し、納得したうえで文書にて同意して治療を受けていただくことです。当クリニックでは、患者様の疑問や不安を解消できるように、時間をかけてご説明を行っています。
Q 細胞を採取する方法を教えてください。
A
腹部の皮膚を数cm切開するブロック採取、もしくは吸引採取です。その際は局所麻酔を施しますのでご安心ください。痛みや入院の心配はございません。
Q 幹細胞を投与することに副作用はあるのですか?
A
自分の幹細胞を培養して投与するため、ほぼ副作用は現れません。また、多くの研究機関や治療施設から幹細胞治療による重篤な副作用はないというが報告されています。しかし、新しい治療のため、予期せぬ副作用が起こりうる可能性は否定できません。幹細胞治療をご提供するためには厚生労働省からの許可が必要であり、当クリニックはその基準を満たしています。
Q 幹細胞治療の効果について教えてください。
A
当治療に使用する幹細胞(間葉系幹細胞)は、自身を複製する能力以外にも、他さまざまな細胞に分化(分身)できる能力があります。 幹細胞は傷ついた細胞に集まり、血管の新生や欠損した部分の修復を行うことで血流改善や血管の再生に働きかけます。 また、脂肪由来間葉系幹細胞に抗炎症効果のある物質を分泌する性質があり、炎症を抑えることによって症状の悪化を防ぐ効果が期待できるといえます。 (効果には個人差があります。)
Q 治療に年齢制限はありますか?
A
当クリニックでは、再生医療計画に基づいて20歳~80歳未満の方を対象に、治療をご提供しています。たとえば高齢者の場合ですと、幹細胞を培養させることが難しく、治療の効果が見込めない可能性もあるからです。
Q 脂肪の採取から、細胞の投与までにどのくらいの期間がかかりますか?また、治療にかかる時間を知りたいです。
A
幹細胞の培養には個人差がございますが、通常、4〜5週間ほどで投与することが可能です。治療では点滴などの投与方法をお選びいただけます。点滴の場合は40分~60分ほどかけてゆっくり投与いたします。
Q 幹細胞治療は何度でも受けられますか?
A
はい、受けられます。治療回数には制限はございません。ご希望の場合は何度でも治療が可能です。 また、幹細胞は傷ついた細胞に集まる性質(ホーミング効果)があります。当院では、初めの一年は4回を推奨しております。